居抜き物件は、飲食店などの店舗やテナントで内装や設備などが設置しままの状態で、売買や賃貸する物件のことです。
居抜きのメリットは、内装や設備が揃っているため出店費用も削減できて、すぐに事業を始めることができる点です。
注意点として、物件が少ないため探すのが大変なこと
物件が少ないのは、家主との契約で原状回復義務が定められているため、内装や設備を撤去して元の状態に戻して撤退してしまうからです。
そのため、居抜き物件を探すには不動産業者をいくつも見て回る必要があります。
この過程は最も時間と労力が掛かりますので、居抜き物件専門の検索サイトなどを利用して時間を短縮しましょう。
また、良い条件の物件ほど貸主は良い条件の借主を選びます。競合することになる大手チェーン店などに、良い物件は優先的に提供されます。
他にも、条件交渉の難しさがあります。良い条件の物件ほど交渉も難しくなります。
交渉力に自信のある人は自分でできますが、そういった方面に自信のない人は良い仲介業者に仲介を依頼することで、この問題を解決できます。
特に、居抜き物件を得意としている仲介業者であれば、良い条件の物件を探すことも条件交渉も代わりにやってくれます。
その場合は自分の希望をしっかりと仲介業者に伝えて、希望に合う条件の物件を探して貰いましょう。
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